チームって何だろう… YQ’s booklog 5
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みなさん!お久しぶりYQです!
今日は、チームビルディングについての本
「THE TEAM 5つの法則」について、紹介していきたいと思います!
チームって日々の生活の中で、意外と触れる機会が多いのではないかと思っています。
例えば、バイト先のメンバーであったり、ゼミの研究メンバー、会社のプロジェクトメンバー、同僚だったりと、たくさんのコミュニティーがあります。もっと広義で捉えれば、家族や友達などもチームではないかと僕は考えてます。
そのコミュニティーの中で、最高のチームになれるにはどうすればいいのか。経験則や精神力ではなく、体系的に示されているのが、この本です!!
ここからは、今後チームビルディングを考える上で、今すぐ実践できる
3つの法則を紹介したいと思います。
1 AIM
チームには、共通の目的が必要です。
目標を確実に達成するのが良いチームだ。×
目標を適切に設定するのが良いチームだ。○
このように、目標設定の適切さが、チームビルディングの成功を握る鍵と言えます。
目標が、どのような種類があるのかもう少し深く掘り下げていきます。
・意義目標 OKR(意義や目的に立ち返り、成果目標の観点や水準を見直し、達成する)
・行動目標 振り返り評価(行動を目標設定して、評価をする)
※MBO(=management By Objectives )
※OKR(=Objectives and Key Results )
チームを構成するメンバーの能力レベル、思考力や行動力によって変わります
チームが考えて動くことができない
→行動目標が必要
チームが考えて動くことができる
→意義・成果レベルの目標が必要
というように、臨機応変で柔軟な対応が必要です。
特に、意義レベルまで目標を設定することが、チームビルディングをよりよくするコツといえます。
数値だけではない!!目指す旗を立てるんだ!
もう一度問い直してください。
「自分たちのチームはなんのために存在しているのか。」
「数字や作業を積み上げたうえに、何を実現したいのか。」
意義が明確化されてはじめて、
自主性や創造性を発揮します。
2 Communication
チームでは決して自分のことを全て理解している人が全員いるとは限りません。
異なるバックグラウンド・経歴などを持つ人が集まってチームを組むことも多いため、コミュニケーションは重要だと言えます。
ここでは、いくつか大事なポイントを伝えていきます。
a) 理解してから理解される
周りから信頼を得るためには、「お互いを理解するコミュニケーション」が必要です。
相手のことを理解しようと来た時に、初めて自分のことを理解してくれます。
どうせ、しょせん、やっぱりなどのチームに根付くネガティブな感情が、コミュニケーションするときの理解や共感、その先にある行動に阻害します。
チームメンバーそれぞれが、自分は理解されている。と感じることが大切です。
b)心理的安全
チームビルディングを語る上で欠かせません!
積極的な発言や行動を吐き出すためには
心理的安全を作り出す必要があります。
☆What is the meaning of "心理的安全"☆
1
無知だと思われる不安
…イマイチな質問をしてしまうと、他のチームメンバーの機嫌を損ねるかもしれない。。
発言や行動が起こりにくくなります。
<Solution>
率直質問機会を作る
どんな内容でも大丈夫だと積極的に伝えて、
質問することそれ自体が素晴らしいということを共有する。
2
無能だと思われる不安
…こいつ大したことないなと思われる恐怖
消極的になって、失敗を隠してしまう。
<Solution>
失敗共有機会をつくる
失敗を恐れず、挑戦してもいいんだと思える環境を整備する
3
邪魔だと思われる不安
…チームの議論を遮ってしまうことへの恐れより発言への積極性がなくなってしまう
<Solution>
発言促進機会をつくる
意見が生まれたこと自体良しとする風土を醸成する
4
批判的だと思われる不安
…何か反対すると、メンバーから常に批判的な人物だと思われる不安
<Solution>
反対意見機会をつくる
人と違ってもいいという機会をつくる
お互いを理解するコミュニケーション
安心して意見が言える場づくりのための、コミュニケーションが大切です!
3 Engagement
Engagement とは「約束」です。
ここでは、チームに貢献しようとするモチベーション。というニュアンスで使われてます!
まずは、メンバーに何に共感してもらい、モチベーションを生み出すのかが大切です。
エンゲージメントを高める4P
Philosophy 理念・方針
Profession 活動・成長
People 人材・風土
Privilege 待遇・特権
どれに魅力を感じているかを明確にして、
その観点から魅力に感じるチームを選びましょう。
ex1)マッキンゼー
若いうちから難しくて、大きくて、新しい仕事ができる。
→profession
Ex2)リクルート
魅力的な人がいたから
→people
Ex3) ディズニー
夢の国、ハピネスなど、コンセプトに惹かれて
philosophy
エンゲージメントを生み出す方程式を紹介します。
報酬・目標の魅力(やりたい)×達成可能性(できる)
×危機感(やるべき)
will、can、must
その先のゴールを描き、それまでにどれぐらい努力がいるか仮定して、自分を鼓舞して全力で取り組むことが大切です。
Will Can Must の一致が、チームの方向性を定め、高パフォーマンスを発揮できるのではないでしょうか!!
さいごに
現在、あなたはどのようなチームに所属して、どのような役割を担っているか想像してみてください。
AIMは正確か?Communication は適切か?
また、Engagement を高めるためにどうするか?
その後の行動、またはBeingが変わってくると思います。
今日はここで終わります。
ご精読、誠にありがとうございました!!